No.1

CardWirth

人選センス
連れ込みNPCたちと砂月宿の話。




 ユーニスが砂月宿に来てから数日、レイニスは依頼へ赴く彼女の後姿を見送ってから隣のカウンターに座るノワールに言った。

「おまえの人選センスどうにかなんねえか?」
「なにか悪いか?」
「悪いとこしかねえよ、なんでこうも闇属性の人間ばっか連れてくるかね」
「おまえだってそこそこ闇属性のヤツ連れてくるだろ、最初に来た女の子なんて特に」
「シアは雰囲気ダークなだけで真面目で良い子なんだぞ!」
「はいはい……」

 親父、お冷注いで。と言いながら受け流す。

 実際、ノワール絡みで連れてきたのがニコルとユーニスなのだから、人選にモノ申したい気持ちもわかる。
 しかしどうも、自分が惹き付けているより、自分が惹かれているように思える。
 それは自分もまた手を汚した経験のある人間だからか、真っ直ぐに生きられなかった者同士惹かれ合うなにかがあるのか。

 まだ文句を垂れているレイニスを、ロバートが困ったように笑いながら宥めていた。
 同じく「うゆー!」という謎の泣き声を発しながらレイニスを宥めているくりまんじゅうを見て、そういえばこいつこそなんなんだという気持ちにもなる。本当になに?

「あ、ヤバい。昼飯食べたら眠くなってきた」
「それはドカ食いばたんきゅ~部ってやつだよノワール!」

 後ろからファイが謎の言葉を発してきた。





プルクラ・ルペスを破く者 ユーニス
アルクレンクは惜別の果て ロバート
くりまんじゃろと冒険者 くりまんじゃろ
Mimic ニコル
硝子月 シア


#レイニス一行

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