はなまる屋
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No.3
一次創作
微妙でも、お守り
「奇々怪々霧雨一族」の続き。
―――――
ある時の並行世界。
【霧雨夕映】
「きみはここでずっと一人で寂しくないのか」
【霧雨霞】
「……?」
「考えたことがない」
【霧雨夕映】
「そうか……」
例の化け物を倒すために呼び出されたあと、帰還までの間。
夕映は自身の隣に霞を座らせ、他愛のない雑談を始めた。
【霧雨夕映】
「よかったら、これを持っているといい」
【霧雨霞】
「これは?」
夕映はキーホルダーを取り出した。
なんとも微妙なデザインをしたゆるキャラのストラップだ。それを霞に渡すと、霞は不思議そうにそれを見つめる。
【霧雨夕映】
「私が子供の頃に買ったストラップだ。きみにあげよう」
【霧雨霞】
「戦闘に必要ない」
【霧雨夕映】
「いや、戦闘には関係なくてだな……」
【霧雨夕映】
「そうだな……お守りだと思ってくれ」
【霧雨霞】
「お守り」
【霧雨夕映】
「そう」
霞は相変わらず「よくわからない」といったような表情をしていたが、とりあえずは納得したようでストラップを受け取る。
【霧雨霞】
「貰っておく」
【霧雨夕映】
「そうしてくれ」
【霧雨藍子】
「あのひとたち、なにしてるんだろう」
【霧雨世恋】
「ムムッ!藍子さん、こういうのはそっとしておくのが吉ですよ」
【霧雨圭吾】
「世恋ってそういうのわかるんだな」
【霧雨世恋】
「世の恋と書いて世恋ですからね」
#短編創作
2026.3.7
No.3
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―――――
ある時の並行世界。
「きみはここでずっと一人で寂しくないのか」
「……?」
「考えたことがない」
「そうか……」
例の化け物を倒すために呼び出されたあと、帰還までの間。
夕映は自身の隣に霞を座らせ、他愛のない雑談を始めた。
「よかったら、これを持っているといい」
「これは?」
夕映はキーホルダーを取り出した。
なんとも微妙なデザインをしたゆるキャラのストラップだ。それを霞に渡すと、霞は不思議そうにそれを見つめる。
「私が子供の頃に買ったストラップだ。きみにあげよう」
「戦闘に必要ない」
「いや、戦闘には関係なくてだな……」
「そうだな……お守りだと思ってくれ」
「お守り」
「そう」
霞は相変わらず「よくわからない」といったような表情をしていたが、とりあえずは納得したようでストラップを受け取る。
「貰っておく」
「そうしてくれ」
「あのひとたち、なにしてるんだろう」
「ムムッ!藍子さん、こういうのはそっとしておくのが吉ですよ」
「世恋ってそういうのわかるんだな」
「世の恋と書いて世恋ですからね」
#短編創作