No.10

一次創作

Re;dREgina 第4話
※注意※
当作品に含まれる成分表。
暴力/流血/倫理観の欠如/人外化/年齢が非常に若い刑事などのファンタジー設定


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一時的な避難のために、柑橘へ訪れた夏生たち。
真冬は千秋が心配だからと言い、彼らとは別れヴィルトゥスへと戻って行った。

reregi_06_misaki 【天音御前】
「まずいことになったわね……」

reregi_03_sakura 【明星朔良】
「まずいどころじゃないですけどね」

「どうするんです、これから」



reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「気になることは山ほどあるが」
「さっき、夏生とぶつかった研究員っぽい男が気になる」

reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「……シーカー002」

reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「なんでアイツが夏生をシーカーと呼んだのか……」
「夏生、どういう意味かわかるか?」


reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「……正直なところ、俺もよくわかってないんだ」

「憶えているのは、目が覚めた時に研究所らしき場所にいたこと」
「そこには培養槽がたくさんあって、人型のものもあればモンスターみたいなものもあった」
「今思えば、さっき見たシーカーに形が似ている気がする」

「俺の頭には制御装置みたいなものが付けられていて……」
「そこには確かに、seeker-002って書かれていたんだ」


reregi_06_misaki 【天音御前】
「それで、研究所を逃げ出した先で私と会った……」

reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「うん」


reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「なにもわからないし、怖い場所だったし」
「とにかく人気のある場所まで逃げようって走って……」

「ま、まあ途中で見つかって、変な人たちに追いかけられたんだけど」

「アレって誰だったんだろう?」


reregi_06_misaki 【天音御前】
「シーカーを開発しているのがディルクロ社なら」
「ディルクロ社の構成員でしょうね」

「夏生はおそらく、シーカーとして作り出された存在……」

「逃げ出すことは想定外だったんじゃないかな」


reregi_03_sakura 【明星朔良】
「うおお……」


reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「……なるほどな、状況は把握した」

「一応、確認したいことがある」

reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「……なに?」


reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「これまでに、暴走しそうになったとか」
「我を忘れた瞬間とか」
「攻撃的になった瞬間……とかはあるか?」

「返答によっては、俺はおまえを止めるために」
「C課として、人を守るために……」
「……おまえを撃たないといけないかもしれない」


reregi_03_sakura 【明星朔良】
「し、柊一さん……!」


reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「いいよ、朔良」
「出会って少ししか経ってないけど、柊一は真面目なひとだってわかってるよ」

「だから隠さずに言う」
「“これから”どうなるかはわからないけど……」
「今のところ、自我を失ったことはないよ」

reregi_06_misaki 【天音御前】
「そうだね、私から見ても」
「自我を失ったりするところは見たことがない」

reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「オーケー。ならよし」

「……おまえがシーカーだってバレたら、上から色々言われるだろうけど」
「そんときゃ、俺がなんとかする」
「とりあえず」


reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「今はもう一度ディルクロ社に行って、社長と会う」
「あとはあの研究員と話が出来りゃいいんだが」
「この異界じみた世界を元に戻さないとな」


reregi_03_sakura 【明星朔良】
「了解」

reregi_01_natsuo 【獣地夏生】
「おっけー!」

reregi_06_misaki 【天音御前】
「なら、ディルクロ社内の地図を渡しておく」
「あとは、社長室に入れるマスターキーね」


reregi_03_sakura 【明星朔良】
「無敵すぎません?」

reregi_02_syuichi 【鈴鹿柊一】
「貰っておく」


reregi_06_misaki 【天音御前】
「十日以外の警察にこんなことするなんて、初めてだよ」

「活躍を期待してるね、柊一くん」





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