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No.8
一次創作
Re;dREgina 第2話
※注意※
当作品に含まれる成分表。
暴力/流血/倫理観の欠如/人外化/年齢が非常に若い刑事などのファンタジー設定
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【明星朔良】
「眩暈してきた……」
【獣地夏生】
「だ、大丈夫?」
「やっぱり朔良は外で待っとく?」
【明星朔良】
「ウ、ウウ~ッ」
「で、でも自分の会社がもしかしたらよくないことしてるかもなんて」
「疑いたくないし!!」
「シロならシロって言ってほしいし!!」
【明星朔良】
「あ、あ、あと俺……」
【明星朔良】
「上司のことも……尊敬してるし」
【鈴鹿柊一】
「じゃあ行くぞ」
「いつでも入っていいって言われてるからな」
【明星朔良】
「うう~」
柊一は扉をノックする。
すると中から「どうぞ」と声がした。ドアノブに手をかけ捻れば、問題なく扉は開く。
【大槻千秋】
「初めまして」
「ヴィルトゥスの社長、大槻 千秋です」
【大槻真冬】
「真冬でーす」
【明星朔良】
「え、アレ!?苗字一緒!?」
【大槻真冬】
「知らなかったのかよ……」
「自己紹介した時点で気づけよ」
【大槻千秋】
「まあまあ」
【獣地夏生】
「え、なにが?」
「どういうこと?」
【大槻千秋】
「僕はこの人……」
「大槻 真冬の弟です」
【鈴鹿柊一】
「大槻 真冬か」
「世界的天才クリエイターとして名高い」
【獣地夏生】
「世界的天才クリエイター」
【鈴鹿柊一】
「オウム返しすんな」
「ま、特に日本で有名な玩具は、大体この人が作ってるといってもいい」
【獣地夏生】
「え!?すご!?」
「めっちゃすごい人じゃん!!」
【大槻真冬】
「めっちゃすごい人で~す」
【明星朔良】
「二人が兄弟だなんて、知らなかった……」
【明星朔良】
「(あの時言ってた千秋って、社長のことだったのか……)」
【大槻千秋】
「それはともかく……、聞きたいことがあると」
【鈴鹿柊一】
「単刀直入に聞くけど」
「シーカー事件って知ってるか?」
【大槻千秋】
「……近頃、あちこちで話は聞きます」
「それが……我が社となんの関係が?」
【明星朔良】
「シーカーの製造に、ヴィルトゥスの社員が関わってるって聞きましたよ!?」
「社長も真冬さんもシーカーに関わってるんですか!?」
「この会社って実はヤバいのに関わってるんですか~!?!?」
【明星朔良】
「おっ、俺、この会社に憧れて入ったのに」
「犯罪の片棒担がされるなんて聞いてないですよ~っ!!」
【獣地夏生】
「あ、あ~……」
【鈴鹿柊一】
「おっっっ……まえバカ!!」
「こういうのは慎重に聞き出すモンなんだよ!邪魔すんな!」
【明星朔良】
「慎重に聞いてはぐらかされたら」
「俺のモヤモヤが溜まって、仕事も上手くできなくて、真冬さんから使えねえ~って言われて」
「クビになる未来しか待ってないだろ!!」
【大槻真冬】
「想像力豊かで良いな」
【獣地夏生】
「すごい、褒めてくれるんだ」
千秋は真剣な表情で、朔良の話を聞いていた。
【大槻千秋】
「なるほど」
「いえ、単刀直入に聞いてくださって助かります」
【大槻千秋】
「ではこちらも素直に。ヴィルトゥスはシーカーに関わっていません」
「……ですが」
【大槻千秋】
「時折……親会社のディルクロから妙な指示をされることがあります」
【獣地夏生】
「親会社……ディルクロ?」
【鈴鹿柊一】
「一体どんな?」
【大槻千秋】
「僕たちは玩具を作ることが常ですが、社員たち数名を一時的ディルクロに送れと言われるんです」
「実力を見て、ディルクロのほうが合えばディルクロのほうへ引き抜いたりしているんですが、ディルクロのほうへ出向いても引き抜かれた社員の姿が見えないんです」
「行方を聞いたりもしたんですが、微妙にはぐらかされているような気がして……」
【大槻千秋】
「それで実は、こっそり警察の人に捜索をお願いしたりもしたんですが」
「結局なんの手がかりも掴めないままで……」
【獣地夏生】
「…………」
【明星朔良】
「じ、じゃあシーカーに関わってたヴィルトゥスの社員は?」
【大槻千秋】
「それに関しては本当に知らなくて、なんと言えばいいか……」
【鈴鹿柊一】
「……大体わかった」
「一応裏は取らせてもらうけど、いいな?」
【大槻千秋】
「はい、お手数おかけします」
【獣地夏生】
「うーん、今の話だと、一番怪しいのはディルクロってとこになるね」
【鈴鹿柊一】
「ディルクロ社にも行ってみるか」
【大槻千秋】
「でしたら、こちらから連絡してみます」
「解決に向かってほしいのは、僕も同じですから」
【鈴鹿柊一】
「助かる」
【大槻真冬】
「やっぱこの事件、おれらも巻き込まれる感じか」
【明星朔良】
「そういえば……」
「さっきもこの事件としばらく付き合うことになるかもしれないって言ってましたね」
「も、もしかしてなんか関わってるんですか……?」
【大槻真冬】
「松岡十日っているだろ、今回の被害者」
【獣地夏生】
「うん、十日さんがどうかした?」
【大槻真冬】
「友達だったから」
「それも、結構深くまでシーカー事件について調べてたらしいぜ」
【鈴鹿柊一】
「なに……?」
【大槻真冬】
「おれには聞くなよ」
【大槻真冬】
「そうじゃないかって思ってるだけで詳しくは知らないんだから」
「でもシーカーについて首を突っ込みすぎたから死んだ」
【大槻真冬】
「そう思ってるけどな」
【鈴鹿柊一】
「…………」
【大槻千秋】
「ディルクロと話をしまして」
「会ってもいいそうです」
【獣地夏生】
「ほんと!?」
「結構順調じゃない!?」
【明星朔良】
「まだ触りしかわかってないでしょ」
【明星朔良】
「なんか怖いな~……」
「行ったら俺たちも行方不明の一員になったりして……」
【獣地夏生】
「考えすぎだよ~!」
【鈴鹿柊一】
「(十日……)」
「(おまえはなにを掴んだんだ?)」
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2026.3.9
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「眩暈してきた……」
「だ、大丈夫?」
「やっぱり朔良は外で待っとく?」
「ウ、ウウ~ッ」
「で、でも自分の会社がもしかしたらよくないことしてるかもなんて」
「疑いたくないし!!」
「シロならシロって言ってほしいし!!」
「あ、あ、あと俺……」
「上司のことも……尊敬してるし」
「じゃあ行くぞ」
「いつでも入っていいって言われてるからな」
「うう~」
柊一は扉をノックする。
すると中から「どうぞ」と声がした。ドアノブに手をかけ捻れば、問題なく扉は開く。
「初めまして」
「ヴィルトゥスの社長、大槻 千秋です」
「真冬でーす」
「え、アレ!?苗字一緒!?」
「知らなかったのかよ……」
「自己紹介した時点で気づけよ」
「まあまあ」
「え、なにが?」
「どういうこと?」
「僕はこの人……」
「大槻 真冬の弟です」
「大槻 真冬か」
「世界的天才クリエイターとして名高い」
「世界的天才クリエイター」
「オウム返しすんな」
「ま、特に日本で有名な玩具は、大体この人が作ってるといってもいい」
「え!?すご!?」
「めっちゃすごい人じゃん!!」
「めっちゃすごい人で~す」
「二人が兄弟だなんて、知らなかった……」
「(あの時言ってた千秋って、社長のことだったのか……)」
「それはともかく……、聞きたいことがあると」
「単刀直入に聞くけど」
「シーカー事件って知ってるか?」
「……近頃、あちこちで話は聞きます」
「それが……我が社となんの関係が?」
「シーカーの製造に、ヴィルトゥスの社員が関わってるって聞きましたよ!?」
「社長も真冬さんもシーカーに関わってるんですか!?」
「この会社って実はヤバいのに関わってるんですか~!?!?」
「おっ、俺、この会社に憧れて入ったのに」
「犯罪の片棒担がされるなんて聞いてないですよ~っ!!」
「あ、あ~……」
「おっっっ……まえバカ!!」
「こういうのは慎重に聞き出すモンなんだよ!邪魔すんな!」
「慎重に聞いてはぐらかされたら」
「俺のモヤモヤが溜まって、仕事も上手くできなくて、真冬さんから使えねえ~って言われて」
「クビになる未来しか待ってないだろ!!」
「想像力豊かで良いな」
「すごい、褒めてくれるんだ」
千秋は真剣な表情で、朔良の話を聞いていた。
「なるほど」
「いえ、単刀直入に聞いてくださって助かります」
「ではこちらも素直に。ヴィルトゥスはシーカーに関わっていません」
「……ですが」
「時折……親会社のディルクロから妙な指示をされることがあります」
「親会社……ディルクロ?」
「一体どんな?」
「僕たちは玩具を作ることが常ですが、社員たち数名を一時的ディルクロに送れと言われるんです」
「実力を見て、ディルクロのほうが合えばディルクロのほうへ引き抜いたりしているんですが、ディルクロのほうへ出向いても引き抜かれた社員の姿が見えないんです」
「行方を聞いたりもしたんですが、微妙にはぐらかされているような気がして……」
「それで実は、こっそり警察の人に捜索をお願いしたりもしたんですが」
「結局なんの手がかりも掴めないままで……」
「…………」
「じ、じゃあシーカーに関わってたヴィルトゥスの社員は?」
「それに関しては本当に知らなくて、なんと言えばいいか……」
「……大体わかった」
「一応裏は取らせてもらうけど、いいな?」
「はい、お手数おかけします」
「うーん、今の話だと、一番怪しいのはディルクロってとこになるね」
「ディルクロ社にも行ってみるか」
「でしたら、こちらから連絡してみます」
「解決に向かってほしいのは、僕も同じですから」
「助かる」
「やっぱこの事件、おれらも巻き込まれる感じか」
「そういえば……」
「さっきもこの事件としばらく付き合うことになるかもしれないって言ってましたね」
「も、もしかしてなんか関わってるんですか……?」
「松岡十日っているだろ、今回の被害者」
「うん、十日さんがどうかした?」
「友達だったから」
「それも、結構深くまでシーカー事件について調べてたらしいぜ」
「なに……?」
「おれには聞くなよ」
「そうじゃないかって思ってるだけで詳しくは知らないんだから」
「でもシーカーについて首を突っ込みすぎたから死んだ」
「そう思ってるけどな」
「…………」
「ディルクロと話をしまして」
「会ってもいいそうです」
「ほんと!?」
「結構順調じゃない!?」
「まだ触りしかわかってないでしょ」
「なんか怖いな~……」
「行ったら俺たちも行方不明の一員になったりして……」
「考えすぎだよ~!」
「(十日……)」
「(おまえはなにを掴んだんだ?)」
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