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No.17
REDOG 本文2P目
[REDOG事件]
時は現在。
あなたたちは通報を受け、とある路地裏まで駆け付けていた。
周囲は既に鑑識課や他の刑事もおり、それぞれが調査をしているところだ。
探索箇所:死体、鑑識、壁
・死体
KPC「……通報にあった通り、悲惨な状態ですね」
死体の損傷は目に見えて凄惨なものだ。
まるで野良犬に食い荒らされたように皮膚が破かれ、内臓が周囲に飛び散り、中から溢れている。SANc 1/1d3
死体に対し<目星>または<医学>
成功→傷跡を見るに、なにか大きなかぎ爪で引き裂かれたようだ。しかしあなたたちの地域は熊が出るような場所ではない。なにか違和感を感じる。
失敗→刃物で切り裂かれたというより、なにか野性的なものに襲われたように見える。
・鑑識課
鑑識課の一人に話しかけると、彼は「お疲れ様です」と言って頭を軽く下げる。
「おそらく……というより、確定でREDOGの犯行でしょうね。死体の状態を見る限り、模倣という可能性もないと思います。生半可に模倣できるような傷跡でもないですし……」
「内臓を食い荒らしたような死体、壁に描かれたREDOGのサイン。……これでこの事件は3件目になりますね」
・壁
死体の血を使って書かれた「REDOG」というサインがある。
あなたたちがこのサインを目撃するのはこれで三度目だ。
REDOG<レッドドッグ>事件。それが今、警視庁が追われている事件である。
遺体はホームレスや同居人のいない独身の成人などであり、決まって周囲の人間から「孤独」だと言われていたような人間だった。
(KP情報:でも被害者本人が孤独だと思ってなかったらどうするんだよ!!被害者によっては本当に孤独だったかもしれないし、あるいは一人でも満たされていた人かもしれません。REDOGの「孤独から解放する」も独善的です。)
あなたたちの目的はREDOG事件の犯人を捕まえることである。
そのため、日々捜査のため奔走していた。
[聞き込み]
あなたたちが署に戻ると、上司である人角が待っていたようで、軽く片手を上げて挨拶をする。
人角「お疲れさん。これで三件目か」
人角「上は犯人逮捕を急いでる。今までも十分だったが、今日からもっと忙しくなるぞ」
人角「さっそくだが、事件現場周辺の捜査を頼む。ある程度集まったら報告しに戻って来てくれ」
あなたたちは捜査を行うため、もう一度事件現場へ向かう。
探索箇所:事件現場、公園、住宅地
・事件現場
先程も来た事件現場だ。周囲にはテープが張られており、警備員も配置されている。
警備員に話を通せば中へと入ることができる。
探索箇所:壁
‣壁
壁に対し<目星+20>
成功→先程見た時は気づかなかったが、壁に引っかき傷があるのを見つける。
<アイデア>
成功→その傷を眺めていると、ふと気づく。
「先程は気づかなかった」のではない、これは確かに存在しなかった傷だ。
このことをKPCに共有する、警備員に話すなどすれば、傷は見えないと言われるだろう。
(KP情報:REDOGが平凡な見せかけ(6版基本ルルブP.280)をかけている。REDOGからPCへのメッセージである)
・公園
周辺で事件が起きた影響か、子供はいないようだ。
しかし、ホームレスらしき男性を見つける。彼に話を聞くことができるだろう。
>こんにちは~
ホームレス「なんだァ?サツが俺になにか用かよ」
>事件のことを話す
ホームレス「あ~、なんだっけ、俺英語読めねえんだよな。んはは」
ホームレス「1件目の被害者は俺のダチだったよ、それなりに仲良かったんだけどなあ……」
ホームレス「普段から寂しいなあ、寂しいなあってよく泣き言言ってたよ。奥さんも子供もいたんだけど、会社リストラされて家出て行かれたんだって」
ホームレス「可哀想だよなあ。まあ、俺は一人でもやってけるけどね。んはは」
>ありがとうございました~/他の探索箇所に行こうとする
ホームレス「アレ、そういえば……」
ホームレスはKPCを見る。
ホームレス「アンタによく似た人を見かけたことがあるよ。フインキ全然違うから、別人だろうけど」
・住宅街
ちらほらと家の前で遊んでいる子供と、見守る親たちがいるのを見つける。
井戸端会議をしている母親二人に話を聞くことができる。
>話を聞く
「あら、警察の人?はやく事件の犯人を見つけてくださいね。子供たちも安心して遊べやしないんだから」
「そういえばネットで話題になってるのよ、この事件が数年前に起きた宗教団体が壊滅した事件に似てるって」
>なにそれ?
「宗教団体の名前は忘れちゃったけど、なんだかきな臭い教団があったんですって。そこの教団員が、教組を覗く全員殺害されたっていう」
「え~っ、なにそれ、怖いわねえ……」
「その教団員の人たちと、今騒ぎになってる事件の被害者の状態が同じだとかなんだとか……」
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2024.8.12
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時は現在。
あなたたちは通報を受け、とある路地裏まで駆け付けていた。
周囲は既に鑑識課や他の刑事もおり、それぞれが調査をしているところだ。
探索箇所:死体、鑑識、壁
・死体
KPC「……通報にあった通り、悲惨な状態ですね」
死体の損傷は目に見えて凄惨なものだ。
まるで野良犬に食い荒らされたように皮膚が破かれ、内臓が周囲に飛び散り、中から溢れている。SANc 1/1d3
死体に対し<目星>または<医学>
成功→傷跡を見るに、なにか大きなかぎ爪で引き裂かれたようだ。しかしあなたたちの地域は熊が出るような場所ではない。なにか違和感を感じる。
失敗→刃物で切り裂かれたというより、なにか野性的なものに襲われたように見える。
・鑑識課
鑑識課の一人に話しかけると、彼は「お疲れ様です」と言って頭を軽く下げる。
「おそらく……というより、確定でREDOGの犯行でしょうね。死体の状態を見る限り、模倣という可能性もないと思います。生半可に模倣できるような傷跡でもないですし……」
「内臓を食い荒らしたような死体、壁に描かれたREDOGのサイン。……これでこの事件は3件目になりますね」
・壁
死体の血を使って書かれた「REDOG」というサインがある。
あなたたちがこのサインを目撃するのはこれで三度目だ。
REDOG<レッドドッグ>事件。それが今、警視庁が追われている事件である。
遺体はホームレスや同居人のいない独身の成人などであり、決まって周囲の人間から「孤独」だと言われていたような人間だった。
(KP情報:でも被害者本人が孤独だと思ってなかったらどうするんだよ!!被害者によっては本当に孤独だったかもしれないし、あるいは一人でも満たされていた人かもしれません。REDOGの「孤独から解放する」も独善的です。)
あなたたちの目的はREDOG事件の犯人を捕まえることである。
そのため、日々捜査のため奔走していた。
[聞き込み]
あなたたちが署に戻ると、上司である人角が待っていたようで、軽く片手を上げて挨拶をする。
人角「お疲れさん。これで三件目か」
人角「上は犯人逮捕を急いでる。今までも十分だったが、今日からもっと忙しくなるぞ」
人角「さっそくだが、事件現場周辺の捜査を頼む。ある程度集まったら報告しに戻って来てくれ」
あなたたちは捜査を行うため、もう一度事件現場へ向かう。
探索箇所:事件現場、公園、住宅地
・事件現場
先程も来た事件現場だ。周囲にはテープが張られており、警備員も配置されている。
警備員に話を通せば中へと入ることができる。
探索箇所:壁
‣壁
壁に対し<目星+20>
成功→先程見た時は気づかなかったが、壁に引っかき傷があるのを見つける。
<アイデア>
成功→その傷を眺めていると、ふと気づく。
「先程は気づかなかった」のではない、これは確かに存在しなかった傷だ。
このことをKPCに共有する、警備員に話すなどすれば、傷は見えないと言われるだろう。
(KP情報:REDOGが平凡な見せかけ(6版基本ルルブP.280)をかけている。REDOGからPCへのメッセージである)
・公園
周辺で事件が起きた影響か、子供はいないようだ。
しかし、ホームレスらしき男性を見つける。彼に話を聞くことができるだろう。
>こんにちは~
ホームレス「なんだァ?サツが俺になにか用かよ」
>事件のことを話す
ホームレス「あ~、なんだっけ、俺英語読めねえんだよな。んはは」
ホームレス「1件目の被害者は俺のダチだったよ、それなりに仲良かったんだけどなあ……」
ホームレス「普段から寂しいなあ、寂しいなあってよく泣き言言ってたよ。奥さんも子供もいたんだけど、会社リストラされて家出て行かれたんだって」
ホームレス「可哀想だよなあ。まあ、俺は一人でもやってけるけどね。んはは」
>ありがとうございました~/他の探索箇所に行こうとする
ホームレス「アレ、そういえば……」
ホームレスはKPCを見る。
ホームレス「アンタによく似た人を見かけたことがあるよ。フインキ全然違うから、別人だろうけど」
・住宅街
ちらほらと家の前で遊んでいる子供と、見守る親たちがいるのを見つける。
井戸端会議をしている母親二人に話を聞くことができる。
>話を聞く
「あら、警察の人?はやく事件の犯人を見つけてくださいね。子供たちも安心して遊べやしないんだから」
「そういえばネットで話題になってるのよ、この事件が数年前に起きた宗教団体が壊滅した事件に似てるって」
>なにそれ?
「宗教団体の名前は忘れちゃったけど、なんだかきな臭い教団があったんですって。そこの教団員が、教組を覗く全員殺害されたっていう」
「え~っ、なにそれ、怖いわねえ……」
「その教団員の人たちと、今騒ぎになってる事件の被害者の状態が同じだとかなんだとか……」
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