フリーゲーム、TRPGのシナリオ配布所
No.4
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」
2PL,3PL 2024.6.24 No.4
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自作発言・二次配布禁止
クトゥルフ神話TRPG
『BLACK-TYPE』
【概要】
時は現在より遥か未来。突如襲来した宇宙生命体によって、人類は地球から巨大宇宙船体へと移住していた。
あなたたち探索者は、船体に襲い来る宇宙生命体を撃退するために結成された軍隊に所属しており、「BLACK-TYPE」という機動兵器に乗り込み戦っている。
□システム:クトゥルフ神話TRPG 6版
□新規限定秘匿HO制3PL(2PL+KPCでも可能)
□プレイ時間:テキストセッション3時間~ RP次第
□ロスト率:低
□時代:遠い未来、探索者たち含め人類は巨大な宇宙船で暮らしている
□推奨技能:<目星><聞き耳><拳銃><回避>
□こんな人が向いてるかも:NPCと交流するのが好き!/戦闘が好き!
【注意事項】
※神話生物・事象などへの独自解釈が含まれます
※ほぼ戦闘とRPでシナリオが構成されているため、探索はありません
※心身ともに健康な探索者で行くことを推奨します
※犯罪行為を助長する意図は一切ございません
※未成年が被害に遇う描写がございます
※NPCと特別(家族、兄弟、友人)関係設定が含まれます
※キャラメイクの自由度は低めです
※場合によってはPvP未満のPC同士の口論RPが挟まる可能性があります
※PC同士が喧嘩しても、PL同士はワイワイしていきましょう
【HO】
HO1
あなたはチームのリーダーである。
HO2
あなたはチームの番犬である。
HO3
あなたはチームの新人である。
【注意】
このシナリオは「アーマード・コア6」「R-TYPE」「グラディウス」「ゼノサーガ」からたくさんの影響を受けています。
なおストーリーは全くの別物であり、上記二つのゲームのプレイは必須ではありません。
BOOTHでも公開開始しました
BOOTH版「はなまる屋 」
――――
※以下、KP情報
【真相】
研究者であるオズ・シュヴァルツは上層部からの命令で、宇宙生命体をより効率よく倒し、人類が平穏に暮らすための実験をしていた。
当時同期の研究者であった黒瀬織葉も、オズと共に研究を続ける。研究と実験を繰り返していく後、オズは不運にもイス人と遭遇する。
イス人の技術を見、オズはイス人に心酔してしまう。以降、マッドサイエンティストと化してしまったオズによって幼いHO3とコトネは誘拐され、コトネの精神はBLACK-TYPEに移植される。
それを知った黒瀬はオズに反発するが、もはや正気ではなくなったしまったオズによって、黒瀬は研究所から追い出されたのだった。
その後、オズは孤児院を設立し、研究員たちと共に非人道的な研究を繰り返していた。
実験体となった子供たちは軍人として育てられ、BLACK-TYPEとの適正は100%と表示される。しかし、その子供たちは精神を汚染されていることを黒瀬は知っている。
オズを止めるために様々な手を施すが、どれもイス人によって握りつぶされてしまった。
しかし、そこで突如として黒瀬の前にニャルラトホテプが現れ、一人の子供(HO2)を黒瀬の前に差し出した。
この子供はニャルラトホテプの子供であり、オズによって実験体にされる直前だったという。ニャルラトホテプは「HO2を立派な軍人として育て上げ、オズの実験体よりも優れていると証明すること」を条件とし、オズを止めることを約束する。
一方その頃、HO1は黒瀬が急遽研究員を辞めたことに違和感を抱いていた。
上層部や通りすがりの研究員に聞いても答えは返ってこず、黒瀬からの連絡も来ない。焦りが募るHO1に、黒瀬がようやく連絡が入る。
「HO1、オズを止めることに協力してほしい」
――――
【NPC】
黒瀬 織葉(くろせ おるは)
「アルカロイド」の元研究員。HO2の親代わり。
実は自己肯定力が低めであり、一人で思い悩む癖がある。
コトネ
HO3の妹。オズによって誘拐され、以降精神体となってHO3の機体に宿っている。
HO3のことを常に想っており、また、アルカロイドの一員であるということで黒瀬に警戒心を抱いている。
オズ・シュヴァルツ
イス人に魅了されてしまったマッドサイエンティスト。
黒瀬とは良き友人だったが、研究によって決別してしまう。
【秘匿HO】
HO1 44歳固定
あなたはチームのリーダーである。
そして、黒瀬織葉と協力関係にある。
あなたは黒瀬織葉とは長い付き合いであり、彼が宇宙生命体と対抗するために設立された研究施設「アルカロイド」の元研究員であることを知っている。
しかし、ある時黒瀬はアルカロイドの研究員をリストラされ、以降しばらく連絡が取れなくなってしまった。
周囲や上層部、研究員に聞いても納得する答えは返ってこず、また黒瀬からの連絡もなかった。
彼の行方を心配していると、突如あなたに黒瀬から連絡が入る。
「HO1、オズを止めることに協力してほしい」
アルカロイドに所属している研究員 オズ・シュヴァルツの悪行を止めるために、あなたは黒瀬織葉と協力関係を結ぶ。
[事前情報]
オズ・シュヴァルツ
アルカロイドに所属している研究員であり、現在は所長となっている。孤児院も経営しているが、その目的は子供を実験体として使い、兄弟姉妹の片割れをBLACK-TYPEに精神移植し同調させることで適正率を100%に引き上げるためである。
HO2
黒瀬が育てている子供。孤児院出身であり、オズによって実験体にされる寸前だったという。
現在は黒瀬が引き取ったという処理がされており、実験のことは記憶にないようだ。
黒瀬織葉
あなたの友人。長い付き合いであり、互いに信頼し合える間柄。
現在はあなたのチームの指示役として勤めている。
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HO2 35歳固定
あなたはチームの番犬である。
あなたは黒瀬織葉によって軍人として育てられた。
あなたは幼い頃宇宙生命体によって被害に遇い、孤児院に入れられ育った。
特に世話になったのは、院長であるオズ・シュヴァルツである。彼のことを父のように思い、信用していた。
しかしある時、オズによってあなたは彼が所長を務める研究施設に連れて行かれた。
「人類の未来のために」
そう言って、オズは見たこともない歪な笑みを浮かべ、あなたに手を伸ばす――。
そこから記憶はなく、気づけば黒瀬織葉の家のベッドに寝かされていた。
どうやらあなたの身寄りを黒瀬が引き取ったようで、家族として過ごすことになったようだった。
黒瀬との生活は穏やかで、厳しくも温かみのある姿は、まるで新たな父親ができたようだった。
現在は黒瀬の元で部下として働き、充実した生活を送っている。
[事前情報]
黒瀬織葉
あなたの親代わり。厳しいところもあるが、とても優しく温かみのある人物であることを知っている。
HO3
孤児院で姿を見かけたことがある。あなたの記憶では妹がいたはずだが、現在は一人で軍人になったようだ。
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HO3 32歳固定
あなたはチームの新人である。
あなたは自身の機体と会話ができる。
あなたは幼少期、孤児院で育った。育ったのだが、その時代の記憶はあやふやであり、どうやって生活していたか、どんな子供たちがいたのか、どんな人に育てられたのか、全てがハッキリと思い出せない。
気づけば施設によって軍に入隊させられている。
あなたは自身が乗っているBLACK-TYPEとの適正率が100%である。その影響か、あなたは自身のBLACK-TYPEと会話ができるのだ。
あなたのBLACK-TYPEは「コトネ」と名乗り、日々あなたのことを気にかけてくれている。
しかし他の人間にはコトネの声は聞こえていないようだ。
[事前情報]
コトネ
あなたのBLACK-TYPE。あなたのことを気にかけており、あなたにとっては妹のような存在だ。
黒瀬 織葉
あなたが所属するチームをまとめる指示役だ。しかしコトネは黒瀬のことを警戒しているようだ。
【このシナリオの回し方】
・ロスト率:低と書いていますが、戦闘でPCたちがロストすることがないようKPが適宜調整などをしても大丈夫です。
・技能を失敗した場合、「時間はかかったけど理解できた・取得できた」という形にしても大丈夫です。
・もし通過中、PLがシナリオと合わないと判断した・地雷が発覚した場合、卓を中断し、シナリオプレイをなかったことにしていただいても大丈夫です。
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